新潟柏崎 家庭で作る本気の笹だんご作り!
2015/06/15
6月14日から15日までの3日間、新潟柏崎ではえんま市というお祭りが開催されます。
その頃になるとさかんに作られるのが、
笹だんごと三角ちまきです。
旧暦の6月5日一ヶ月遅れの端午の節句、
昔はさなぶり、柏崎のえんま市のごちそうだったようです。
農家さんが田植えが終わると、だんごやちまきを作ってえんま市を迎えました。
さて、そんな笹だんご、昨年から作り方を教えていただいています。^^
でも一年たつとあっという間に忘れてる。。
ということで、
今年も笹だんごの先生のもとにみんなで集まって教えていただきました♪
笹だんご作りの手順
ざっとその時の工程をまとめてみました!
1,笹だんご作りは、まずはよもぎを収穫するところから
毎年先生は、春先に山に入ってよもぎを収穫し、
いったん重曹で茹でて下ごしらえしてから天日に干して乾燥させます。
重曹で茹でると緑の色合いも鮮やかになります。
それを、また使う時になったら茹でて戻し、粉に混ぜていきます。
ちなみに笹だんごを縛るひも(すげ)は、畳屋さんで分けていただき、それをやはり重曹で茹でて柔らかくしておきます。(地元では時期になるとスーパーでも売っています)
また餡も小豆から茹でてこちらも下準備しておきます。
この辺りは先生がすべて完璧に用意してくださったので、割愛。。
2,粉と一緒に力いっぱいこねる
みんなで交代々々こねていきます。
以前陶芸をされていた方が菊練りでだんごをこねているのを
見ましたが、そんな感じでこねられるとよいだんごができるようです!
陶芸はやっていなかったので、私にはちょっと難しかったですが。。
そのかわりひたすらこねます!
3,中に入れる餡をまるめる
重量は1つ30g。だんごをこねている間に餡は分担して丸めていきます。
4,餡をだんごの皮に包んでいく
だんごの皮の用意ができたら、いよいよ餡を包んでいきます。
だんごの重量は33g。それを手で平たく伸ばしていきます。
この時だんごの皮にはひびが入らないように気をつけます。
割れが入っていると、そこから餡が爆発します!
5,笹の葉3枚に包んでいく
笹の葉を少し重ねるようにして三枚並べ、そこにだんごをのせてくるんでいきます。
ポイントは、笹の表側を中にすることと、
最後にしばるところは、短いほうのスゲを動かして縛ること。
でもこれは動画を見ただけではやっぱりうまく包めず、練習が必要です^^;
▲参考2014年撮影
(今年も撮影させていただいたのですが、どうにも画像が悪くて><まだ見やすい昨年の動画をアップ。でも画質の悪さは技量不足で直せませんでした^^;)
6,包んだ笹だんごを蒸す
笹だんごを蒸していきます。
沸騰してから20分蒸し器に入れて蒸します。
完成!笹を剥いて試食!
よい笹だんご、美味しい笹だんごという表現の中で
「笹離れがよい」というものがあります。
よくだんごを練っておかないと笹にひっついて
きれいにはがれてくれません。
餡も美味しい!!
よもぎの香りが口いっぱいに広がります。><*
餡も甘すぎずとてもしっとりほどよいです!
ちなみに、
東京からきていた私の親戚も一緒に参加していただいたのですが、
「本気の笹だんごって売っているのと別格!!」
と、かなり驚いていた様子でした(笑)
うれしいですね^^*
もちろん自分たちで作ると何倍も美味しく感じますが、
笹だんご通の私のおかあさんもおすそ分けしたら、
「○○さんが作った笹だんごが今まで一番うまいと思っていたけど、
それとおんなじくらいうまかったわ~!!」
と言ってくれたので、味は本物だと思います^^*
題の「本気の笹だんご」というのは、できるだけ手間を惜しまず、
材料にもこだわって、作り上げた笹だんごのことを指していますw
簡単に作ろうと思えばあんこも笹も材料はすべて買ってそろえることもできますが、
そこはできるだけ自然のものを使いながら下準備して作るというのがいいですよね。
ただ、粉に関しては、
もう餅米とうるち米のお米を、頼んで粉にしてくれる粉屋が近くに一件しかないそうで、
ここが出来なくなれば、いままでのような笹だんごは難しいかもしれないとの事。
今も作ってくれている方たちのワザを引き継いでおかないと、
いずれ作る人がいなくなって粉屋さんもなくなってしまいそうです。。
家庭の文化だった笹だんご、
お菓子屋さんの笹だんごを買って食べるだけなのは
ちょっとさびしい気もしますしね。
さて、作る工程はわかってきたので、
次回は、今回下準備していただいた餡とよもぎの下準備からも
できるようになるのを目標にしたいと思います(*^^*)
それはまた来年!!
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